メルボルンで釣りを楽しむ完全ガイド|旅行者向けライセンス、釣れる魚、人気スポット

大都市の目の前に広大なポート・フィリップ湾が広がるメルボルンは、市内観光と釣りを組み合わせやすい街です。

トラムで行けるセントキルダやポート・メルボルンの海辺、電車で訪れやすいウィリアムズタウンやモーディアロック、少し足を延ばしたモーニントン半島では、スナッパー、キング・ジョージ・ホワイティング、イカ、オーストラリアンサーモンなどを狙えます。旅行の合間に桟橋から数時間だけ楽しみたい方にも、ボートで本格的に釣りたい方にも、選択肢があります。

ただし、ビクトリア州では、短期旅行者も原則としてRecreational Fishing Licenceを購入し、魚のサイズ、持ち帰り尾数、禁漁期、釣り禁止区域などのルールを守る必要があります。ポート・フィリップ湾内には海洋保護区もあり、ライセンスを持っていても釣りができない場所があります。

この記事では、日本からメルボルンを訪れる旅行者に向けて、フィッシングライセンス、釣りシーズン、岸釣り・船釣りの違い、人気エリア、代表的な魚、フィッシングチャーター、安全対策、道具の準備まで、実際の旅行で役立つ情報をまとめます。

メルボルンの釣り・フィッシングとは?

メルボルン旅行の途中で、初心者でも釣りを体験できますか?
はい。道具付きの半日フィッシングチャーターなら、日本から釣具を持って来る必要はありません。自分で桟橋から釣る場合も、電車やトラムで行ける場所がありますが、ライセンスと釣り禁止区域の確認は必要です。

メルボルン周辺の釣り場は、大きく分けると、ポート・フィリップ湾、ウェスタンポート、ヤラ川・マリビノン川などの都市河川、郊外の湖や貯水池です。砂地、岩礁、桟橋、河口、人工魚礁など環境が変化に富み、季節によって狙う魚も変わります。

旅行者にとって利用しやすいのは、船長やガイドが同行する半日フィッシングチャーターです。ロッド、リール、仕掛け、餌、救命胴衣などが料金に含まれることが多く、その日の風、潮、魚の動きに合わせて釣り場を選んでもらえます。

岸釣りは費用を抑えやすく、朝や夕方に数時間だけ楽しめるのが魅力です。ウィリアムズタウン、モーディアロック、モーニントンなどには、釣り人が利用しやすい桟橋があります。ただし、工事中の区域、遊泳区域、船の発着場所、海洋保護区では釣りができません。

旅行者に向くスタイル特徴
半日チャーター道具や餌を用意する必要がなく、初心者や1人参加にも向いています。
1日チャーターポート・フィリップ湾南部やウェスタンポートまで移動し、スナッパーやホワイティングなどを狙えます。
桟橋・護岸の釣り公共交通で行ける場所があり、観光と組み合わせやすい。現地標識の確認が必要です。
イカ釣りエギを使うため餌を持ち歩かずに済み、メルボルン周辺で人気があります。

旅行者が知っておきたいライセンスと釣りのルール

日本からの観光客も、メルボルンでフィッシングライセンスが必要ですか?
ビクトリア州では、免除対象者を除き、海、川、湖で釣りをする場合はRecreational Fishing Licenceが必要です。短期旅行者には3日間または28日間のライセンスが使いやすく、購入確認メールをスマートフォンへ保存しておきます。

ビクトリア州の公共水域で釣りをする場合は、原則としてRecreational Fishing Licence(RFL)が必要です。竿釣りだけでなく、餌や貝の採取、ヤビー釣り、スピアフィッシング、釣具を水辺で所持している場合も対象になります。

ライセンス料金旅行者向けの目安
3日間購入時に確認短期旅行中に1~2回釣る場合に使いやすい区分。
28日間購入時に確認長めの滞在や、複数回釣る予定がある場合。
1年間購入時に確認ワーキングホリデーや長期滞在者向け。
3年間購入時に確認主にビクトリア州在住者向け。

料金は毎年7月1日に改定されるため、記事内で固定せず、Service Victoriaの購入画面で最新額をご確認ください。オンライン購入後に届くメールは、有効なライセンスの証明として認められます。

18歳未満と70歳以上の方は、原則としてライセンスが免除されます。年齢を確認できる身分証明書を携帯してください。そのほかの免除条件は、ビクトリア州水産局の公式ページで確認できます。

Victorian Recreational Fishing Licence公式情報

重要:ライセンスを購入すれば、どこでも自由に釣れるわけではありません。

魚種別のサイズ、持ち帰り尾数、禁漁期、使用できる仕掛け、海洋保護区を、釣行当日に2026年版Victorian Recreational Fishing GuideまたはVicFishingアプリで確認してください。

魚のサイズと持ち帰り尾数

ビクトリア州では、魚種ごとに最低サイズ、最大サイズ、1人当たりの持ち帰り尾数、所持できる総数が定められています。似た魚を取り違えやすいため、魚種を特定できない場合は持ち帰らずリリースするのが安全です。

魚を持ち帰る予定なら、釣具店で魚用メジャーを購入しておきます。イカ、カニ、貝類は魚と測り方が異なるため、公式ガイドの図を確認してください。

2026年からキングフィッシュの上限が変更

2026年版のガイドでは、イエローテール・キングフィッシュの1日当たり持ち帰り上限が5尾から2尾へ変更されています。規則は今後も変更される可能性があるため、古い釣り情報だけを頼りにしないでください。

海洋保護区では釣り禁止

ビクトリア州の海洋国立公園と海洋サンクチュアリでは、岸・船を問わず、すべての商業漁業と遊漁が禁止されています。魚、貝、カニ、餌の採取、スピアフィッシング、網やトラップの使用もできません。

メルボルン周辺では、リケッツ・ポイント、ジョーボーン、ポイント・クックなどが海洋サンクチュアリです。美しい海辺ですが、魚を釣る場所ではありません。VicFishingアプリの「Can I fish here?」機能や現地の境界標識で確認してください。

Marine national parks and sanctuaries公式情報

桟橋の工事・一時閉鎖にも注意

メルボルン周辺の桟橋は、改修工事、強風、設備点検などで一部または全体が閉鎖されることがあります。訪問当日にParks Victoriaや地元自治体の案内を確認し、柵を越えて釣りをしないでください。

メルボルンの釣りシーズン

メルボルンでは、何月に行けば一番よく釣れますか?
一年中釣りはできますが、狙う魚が変わります。春から秋はスナッパーやホワイティング、秋から冬はイカやオーストラリアンサーモン、冬から春はブリームが狙いやすくなります。

メルボルンは一年を通して釣りができます。日本と季節が反対で、12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬、9月~11月が春です。

釣果は水温、潮、風、気圧、餌となる小魚の動きに左右されます。下の表は旅行計画を立てるための目安で、特定の魚の釣果を保証するものではありません。

時期狙いやすい魚の例旅行者向けのポイント
12月~2月スナッパー、キング・ジョージ・ホワイティング、フラットヘッド、ガーフィッシュ朝夕が釣りやすい。日差しが強く、午後は海風が強まることがあります。
3月~5月スナッパー、イカ、オーストラリアンサーモン、シルバートレバリー魚種が多く、岸釣りにも船釣りにも使いやすい季節。
6月~8月イカ、オーストラリアンサーモン、ブリーム、イエローアイ・マレット防寒と防風が必要。桟橋の床が濡れて滑りやすくなります。
9月~11月スナッパー、フラットヘッド、ブリーム、ホワイティング、回遊魚春のスナッパーシーズンが始まりますが、風向きが変わりやすい時期。

ビクトリア州水産局の目安では、ポート・フィリップ湾のスナッパーは10月~5月、ホワイティングは11月~4月、イカは4月~10月、オーストラリアンサーモンは3月~9月が主なシーズンです。

メルボルンは「一日の中に四季がある」といわれるほど天候が変わりやすい街です。晴れていても強風で船が中止になることがあるため、チャーターは旅行初日に予約し、翌日以降を予備日にすると変更しやすくなります。

メルボルンで楽しめる釣りの種類

メルボルンでは、公共交通で行ける桟橋釣りから、湾内のスナッパーフィッシング、イカを狙うエギングまで、滞在日数と経験に合わせて選べます。

岸・桟橋からの釣り

旅行中に短時間だけ楽しみたい方には、桟橋、河口、護岸からの釣りが向いています。ブリーム、フラットヘッド、オーストラリアンサーモン、マレット、イカなどを餌やルアーで狙えます。

桟橋では、散歩をする人、船、カヤック、ダイバーが近くを通ることがあります。人が近づいたら仕掛けを回収し、通路へロッドや釣具箱を広げないようにしてください。

ボートフィッシング

ボートフィッシングでは、ポート・フィリップ湾の深場、人工魚礁、砂地、ウェスタンポートの潮が流れる水路などを回ります。底釣り、ジギング、ルアー、イカ釣りなど、対象魚と海況に合わせて釣り方が変わります。

ポート・フィリップ湾は比較的穏やかに見えても、南風が強まると短い波が立ちます。ウェスタンポートは潮流が速く、釣り場選びが難しいため、旅行者には現地船長が案内するチャーターが向いています。

ルアー・ソフトプラスチック

河口や桟橋周辺では、小型のソフトプラスチック、メタルルアー、ミノーなどで、フラットヘッド、ブリーム、オーストラリアンサーモン、トレバリーを狙えます。餌を保管する必要がなく、旅行荷物を少なくできるのが利点です。

メルボルン湾内は風が出やすいため、軽過ぎるルアーでは底を取りにくいことがあります。現地の釣具店で、当日の風と釣り場に合う重さを聞くと失敗が少なくなります。

イカ釣り・エギング

ポート・フィリップ湾とウェスタンポートでは、サザン・カラマリを狙うエギングが人気です。海草や砂地が混じる浅場、桟橋の照明周辺、潮通しのよい場所などで狙います。

日本のエギをそのまま使えますが、海草や底質、潮の速さに合わせてサイズと沈下速度を変えます。墨で桟橋や通路を汚した場合は、海水で流してから帰りましょう。

メルボルンの人気フィッシングエリア

レンタカーを使わずに行ける釣り場はありますか?
ポート・メルボルン、セントキルダ、ウィリアムズタウン、モーディアロックには、トラムや電車で行ける水辺があります。桟橋の工事や釣り禁止区域は変わるため、訪問当日の案内を確認してください。

ポート・メルボルン・セントキルダ

メルボルン中心部から最も行きやすい海辺が、ポート・メルボルンからセントキルダにかけてのエリアです。トラムでアクセスでき、旅行中に朝や夕方だけ釣りをしたい方に向いています。

ケルファード・ロード・ピアやセントキルダ周辺では、フラットヘッド、スナッパー、ガーフィッシュ、オーストラリアンサーモンなどが対象になります。春から初夏には、小型のスナッパーが岸近くへ入ることもあります。

セントキルダ・ピア周辺は観光客、釣り人、ペンギン観察者、船が集まる場所です。指定された釣り場所と立入禁止区域を守り、人が多い時間帯は遠投を控えてください。

主な魚フラットヘッド、スナッパー、ガーフィッシュ、オーストラリアンサーモン
向いている釣り餌釣り、小型ルアー、夕方の桟橋釣り
アクセスメルボルン中心部からトラム
注意点工事・閉鎖情報、遊泳者、ペンギン保護区域、強風

ウィリアムズタウン・アルトナ

ウィリアムズタウンとアルトナは、メルボルン中心部から電車で行ける西側の海辺です。街歩き、カフェ、海岸散策と釣りを組み合わせやすく、短期旅行者にも使いやすいエリアです。

ウィリアムズタウンのファーガソン・ストリート・ピアでは、桟橋の柱周りでブリームやシルバートレバリー、先端側でスナッパー、フラットヘッド、オーストラリアンサーモンなどが狙えます。

ウィリアムズタウン西側のジョーボーン、さらに西のポイント・クックには海洋サンクチュアリがあり、区域内では釣りが禁止されています。海岸線を歩いて場所を移す時は、境界を越えていないか確認してください。

主な魚ブリーム、スナッパー、フラットヘッド、シルバートレバリー、マレット
向いている釣り桟橋の餌釣り、小型ルアー
アクセス電車、バス、フェリー
注意点ジョーボーン・ポイントクックの保護区域、係留船、桟橋の混雑

ブライトン・モーディアロック・パターソン川

ポート・フィリップ湾東岸には、ブライトン、モーディアロック、カラムと、電車でアクセスしやすい海辺が続きます。桟橋、河口、砂地があり、魚種が豊富です。

モーディアロック・ピアでは、イカ、オーストラリアンサーモン、スナッパー、フラットヘッド、ホワイティング、ブリームなどが対象になります。隣接するモーディアロック・クリークでは、ブリームやマレットが一年を通して狙えます。

カラムのパターソン川では、河口の岩壁でフラットヘッドやオーストラリアンサーモン、上流側でブリーム、マレット、トレバリーなどが狙えます。船の出入りが多いため、航路へ仕掛けを流さないようにしてください。

主な魚イカ、スナッパー、フラットヘッド、ホワイティング、ブリーム
向いている釣り桟橋の餌釣り、エギング、河口のルアー
アクセス電車と徒歩
注意点船の航路、風、濡れた桟橋、リケッツ・ポイント海洋サンクチュアリ

モーニントン半島

モーニントン半島は、メルボルンから日帰りできる人気の釣りエリアです。湾内側には桟橋と穏やかな砂浜が多く、外洋側にはサーフフィッシングや岩場の釣り場があります。

モーニントン・ピアでは、イカ、スナッパー、ホワイティング、フラットヘッド、キングフィッシュなどが対象になります。ソレント・ピアは深い水へ仕掛けを入れられますが、フェリーが発着し、潮も速いため周囲に注意してください。

湾口付近にはポート・フィリップ・ヘッズ海洋国立公園があります。また、フリンダース近くのマッシュルーム・リーフ海洋サンクチュアリも釣り禁止です。観光地として訪れることはできますが、区域内で竿を出さないでください。

主な魚イカ、スナッパー、キング・ジョージ・ホワイティング、フラットヘッド、キングフィッシュ
向いている釣り桟橋釣り、エギング、ボートフィッシング
アクセスバス、レンタカー、配車サービス
注意点海洋保護区、フェリー、強い潮流、休日の混雑

ウェスタンポート

ウェスタンポートは、モーニントン半島の東側に広がる大きな湾です。干満差と潮流が大きく、キング・ジョージ・ホワイティング、スナッパー、イカ、フラットヘッド、ガミーシャークなどを狙えます。

旅行者が岸から利用しやすい場所には、フリンダース・ジェティ、ヘイスティングス・ジェティ、ストーニー・ポイントなどがあります。フリンダースは春の大型イカで知られ、砂地を狙えばホワイティングも期待できます。

ウェスタンポートにはフレンチ島、チャーチル島、ヤリンガの海洋国立公園があります。さらに潮が速く、干潮時に浅くなる場所も多いため、ボート釣りは土地勘のある船長に任せるのが安全です。

主な魚キング・ジョージ・ホワイティング、イカ、スナッパー、フラットヘッド、ガミーシャーク
向いている釣り桟橋釣り、エギング、ボートフィッシング
アクセスレンタカーまたはフィッシングチャーター
注意点速い潮流、干潟、海洋国立公園、早朝の交通手段

メルボルンで狙いたい代表的な魚

メルボルン周辺では、食味のよい小型魚を桟橋から狙うことも、大型のスナッパーやキングフィッシュに挑戦することもできます。ここでは、旅行者にも人気の代表的な魚を紹介します。

スナッパー

スナッパーは日本のマダイに近い魚で、ポート・フィリップ湾を代表する対象魚です。春に水温が上がると大型魚が湾内へ入り、桟橋、砂地、岩礁、人工魚礁周辺で狙われます。

岸からは餌釣り、船からは餌釣りやソフトプラスチックで狙います。大物を確実に狙いたい方は、春から初夏のスナッパー専門チャーターが分かりやすいでしょう。

英語名Snapper
主な場所ポート・フィリップ湾、ウェスタンポート、沖合の岩礁
主な釣り方餌釣り、ソフトプラスチック、ジギング
特徴主なシーズンは10月~5月。春の大型魚が特に人気。

キング・ジョージ・ホワイティング

キング・ジョージ・ホワイティングは、細長い体と上品な白身で知られる南オーストラリアの人気魚です。ポート・フィリップ湾南部、モーニントン半島、ウェスタンポートの砂地や海草周辺で狙えます。

小さな針にピピ、ムール貝、イカなどの餌を付け、底付近を狙います。群れを見つけることが重要なため、初めてなら船長が場所を探すチャーターが有利です。

英語名King George Whiting
主な場所モーニントン半島、ウェスタンポート、ポート・フィリップ湾南部
主な釣り方小型の餌釣り
特徴主なシーズンは11月~4月。食味がよく、家族向けの釣りにも人気。

サザン・カラマリ

メルボルン周辺でイカといえば、主にサザン・カラマリを指します。ポート・フィリップ湾とウェスタンポートの桟橋、海草帯、砂地と岩礁の境目などで狙えます。

エギを投げ、沈めてからゆっくり動かす釣り方が一般的です。日中でも釣れますが、照明のある桟橋では夕方から夜も人気があります。釣れたイカが吐く墨で周囲を汚さないよう注意してください。

英語名Southern Calamari
主な場所ポート・フィリップ湾、ウェスタンポート、モーニントン半島の桟橋
主な釣り方エギング、餌巻きスッテ
特徴主なシーズンは4月~10月。日本の釣具を使いやすい。

オーストラリアンサーモン

オーストラリアンサーモンは、小魚を追って湾内、河口、砂浜へ入る回遊魚です。水面で小魚を追う群れが見える時は、メタルルアーやソフトプラスチックで狙えます。

名前にサーモンと付きますが、日本で一般的なサケとは別の魚です。掛かると走り、ジャンプすることもあるため、軽いタックルでも引きを楽しめます。

英語名Australian Salmon
主な場所桟橋、河口、砂浜、ポート・フィリップ湾、ウェスタンポート
主な釣り方メタルルアー、ソフトプラスチック、餌釣り
特徴主なシーズンは3月~9月。群れに当たると連続して釣れることがあります。

イエローテール・キングフィッシュ

イエローテール・キングフィッシュは、日本のヒラマサに近い魚です。ポート・フィリップ湾口、人工魚礁、ウェスタンポート、外洋の岩礁などで狙われています。

掛かると障害物へ向かって強く走るため、十分な強さのタックルが必要です。2026年からビクトリア州の持ち帰り上限が1人1日2尾へ変更されているため、古い情報を使わないようにしてください。

英語名Yellowtail Kingfish
主な場所湾口、人工魚礁、ウェスタンポート、沖合の岩礁
主な釣り方生き餌、ジギング、トップウォーター
特徴力強い引きが魅力。2026年版ガイドのサイズ・尾数制限を確認します。

メルボルンのフィッシングチャーターの選び方

日本からの旅行者がメルボルンで確実に釣りを体験したいなら、道具、餌、釣り場選びを任せられるフィッシングチャーターが便利です。予約時には、事業者のウェブサイト、船名、出港場所、連絡先、キャンセル条件が明記されているか確認してください。

ポート・フィリップ湾の半日チャーター

4~5時間程度の半日チャーターは、旅行日程に組み込みやすく、初心者にも向いています。スナッパー、ホワイティング、イカ、フラットヘッドなど、その日に狙いやすい魚を対象にします。

朝のツアーへ参加し、午後は市内観光やセントキルダ散策をする日程も可能です。出港場所がメルボルン中心部から離れている場合があるため、早朝の交通手段を確認してください。

モーニントン半島・ウェスタンポートの1日チャーター

1日チャーターでは、湾南部のホワイティング、ウェスタンポートのスナッパーやガミーシャーク、湾口のキングフィッシュなどを狙います。移動時間が長く、海況によっては揺れます。

ウェスタンポートは潮が速く、対象魚によって仕掛けが大きく変わります。「数を釣りたい」「食べられる魚を狙いたい」「大型魚に挑戦したい」など、希望を予約前に伝えてください。

予約前に確認すること確認のポイント
乗合または貸切乗合は1人参加しやすく、貸切は希望の釣り方を相談しやすい。
出港場所早朝に公共交通が動いているか、ホテルから配車サービスが必要か。
料金に含まれるものロッド、リール、餌、仕掛け、ライセンス、飲み物、食事、魚の処理。
対象魚旅行時期に現実的な魚か、初心者でも扱える釣り方か。
魚の扱いキャッチ&リリースか、持ち帰り可能か、下処理をしてもらえるか。
悪天候時中止判断の時刻、返金、別日への振り替え条件。
最低年齢子どもの参加条件、救命胴衣、トイレの有無。

チャーター料金に個人のフィッシングライセンスが含まれるかどうかは、事業者によって異なります。予約時に「Is a Victorian fishing licence included?」と確認してください。

服装、持ち物、道具の準備

チャーターでは釣具が用意されることが多いものの、服装、日焼け対策、酔い止め、飲み物は参加者が準備します。メルボルンの湾上は、夏でも風が吹くと寒く感じることがあります。

現地で道具を借りるか、日本から持参するか

短期旅行なら、チャーターのレンタルタックルを利用するのが最も簡単です。桟橋釣りをする場合も、現地の釣具店でロッド、仕掛け、餌、魚用メジャーをまとめて購入できます。

日本からロッドを持参する場合は、航空会社の長さと重量制限を確認し、丈夫なロッドケースへ入れます。フック、ナイフ、フィッシュグリップなどは、航空会社の規則に従って預け荷物へ入れてください。

日本から生餌、魚介類、土や海藻が付着した道具を持ち込まないでください。長靴、ランディングネット、クーラーボックスは洗浄・乾燥させ、入国時に申告が必要か迷う物は必ず申告します。

おすすめの服装と持ち物

  • 帽子、偏光サングラス、日焼け止め
  • 長袖の速乾シャツ、防風・防水ジャケット
  • 滑りにくく、濡れてもよい靴
  • 酔い止め、飲料水、軽い食事
  • スマートフォン用の防水ケース
  • ライセンスの購入確認メールまたはデジタル証明
  • 魚用メジャー、ペンチ、使用済みラインを持ち帰る袋

ロックフィッシングは旅行者におすすめしない

モーニントン半島の外洋側やビクトリア州の海岸には、岩場から魚を狙える場所があります。しかし、南大洋から入るうねりは強く、穏やかに見える日でも突然大きな波が岩場へ上がります。

ビクトリア州水産局は、出発前にうねり、潮、風を確認し、現地で30分間海を観察し、複数人で行動し、救命胴衣を常時着用するよう案内しています。短期旅行者は、湾内の桟橋やガイド付きチャーターを選ぶ方が安全です。

釣った魚を食べたい場合

魚を持ち帰る前に、サイズ、尾数、釣った場所の閉鎖情報を確認します。ホテルの客室では魚を調理できないことが多く、キッチン付き宿泊施設でも魚の処理やごみのルールがあります。

チャーターによっては、魚をさばいて持ち帰れる状態にしてくれたり、近くの調理可能な施設を案内してくれたりします。予約前に「Can we keep and cook our catch?」と確認しておきましょう。

持ち帰らない魚は、手を濡らしてから触り、写真撮影を短時間で済ませ、できるだけ水中で針を外します。魚を乾いた桟橋へ置かず、高い位置から水へ投げないでください。

メルボルンの釣りに関するよくある質問(FAQ)

日本からの旅行者もフィッシングライセンスが必要ですか?

原則として必要です。短期旅行者には3日間または28日間のライセンスが使いやすく、購入確認メールをスマートフォンへ保存してください。18歳未満と70歳以上は原則として免除されます。

フィッシングチャーターでもライセンスが必要ですか?

ツアー料金に含まれる場合と、参加者が自分で購入する場合があります。予約時に「Is a Victorian fishing licence included?」と確認してください。

メルボルン中心部から公共交通で釣りへ行けますか?

ポート・メルボルンとセントキルダはトラム、ウィリアムズタウンとモーディアロックは電車で行けます。桟橋の工事、釣り禁止区域、最終列車を訪問当日に確認してください。

リケッツ・ポイントで釣りはできますか?

できません。リケッツ・ポイントは海洋サンクチュアリで、岸・船を問わず釣り、貝や餌の採取、スピアフィッシングが禁止されています。

初心者は桟橋釣りとチャーターのどちらがよいですか?

短期旅行なら、釣具、餌、釣り場選びを任せられる半日チャーターが簡単です。桟橋釣りは費用を抑えられますが、ライセンス、釣具、餌、場所を自分で準備します。

釣った魚を持ち帰って食べられますか?

合法なサイズと尾数で、釣った場所が採捕禁止区域でなければ持ち帰れる場合があります。宿泊施設で調理できるか、チャーターが魚を処理してくれるかも確認してください。

メルボルンでは何が釣れますか?

スナッパー、キング・ジョージ・ホワイティング、サザン・カラマリ、オーストラリアンサーモン、フラットヘッド、ブリームなどが代表的です。季節と釣り場によって対象魚が変わります。

英語が苦手でもチャーターへ参加できますか?

基本的な安全説明を理解できれば参加できるツアーは多くあります。集合場所、出港時刻、持ち物、悪天候時の連絡方法を事前に書面で確認してください。

まとめ

メルボルンは、大都市に滞在しながら、トラムで行ける湾岸の釣り、桟橋のイカ釣り、ポート・フィリップ湾やウェスタンポートのボートフィッシングまで楽しめる場所です。

初めて釣りをする方や、旅行日程が短い方には、道具付きの半日チャーターが最も分かりやすいでしょう。自分で岸から釣る場合は、短期ライセンスを購入し、2026年版ガイドとVicFishingアプリでサイズ、尾数、保護区域を確認してください。

メルボルン周辺には、釣り場のすぐ隣に海洋サンクチュアリがある場所もあります。釣果だけでなく、区域、風、潮、安全を確認することが、旅行中の釣りを楽しい思い出にする一番の近道です。

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